ロフトベッドはおすすめの安いメーカーで
ロフトベッドはニトリやIKEA以外がおすすめ
安いロフトベッドを探す場合、ニトリやIKEA、Amazonと楽天など、有名どころのチェックですませてしまいがち。ですがロフトベッドのおすすめメーカー・通販店は、ほかにもあります。おしゃれで安いことはもちろん、種類も豊富です。後半からニトリやIKEAを含めてご紹介するので、比較してみてください。子供用と大人用のどちらも探せます。
ロフトベッドのメリットとデメリットを知る
ロフトベッドを買うと決める前に、メリットとデメリットを知っておきましょう。スペースを有効活用できることから、狭いお部屋の救世主的な家具だと思われやすいロフトベッド。ですが多くのデメリットを持ちます。おもなデメリットを14個の内容にまとめたので確認してくださいね。それでもメリットの恩恵の方が大きいと判断できる場合に、ロフトベッドをおすすめできます。
ロフトベッドの種類を理解して選ぶ
ロフトベッドは、いくつかの種類があります。シングルやセミダブルのサイズ、ハイタイプ・ミドルタイプ・ロータイプといった背の高さ、ベッドの上り下り手段となる はしごと階段、木製またはパイプ製、便利な宮(棚)付き、机と収納が付いたシステムベッドなどです。あとから簡単に解説するそれぞれの特徴を理解して、自分に最適なロフトベッドを選びましょう。
ロフトベッドをおすすめする大きなメリット
はしごや階段で寝床へ上がるロフトベッド
お部屋の中で無駄にしているスペースは、人の頭上と天井の間に生まれる空間です。人の頭上も活用できるようにした場所が、屋根裏部屋という意味のロフトになります。ロフトベッドは、ロフトの上にベッドがあるような構造で、はしごや階段を使って上がる仕組みです。また、ロフトはあらかじめ施工されていなければ、新しく作り出すことは難しいもの。でもロフトベッドなら設置するだけで、擬似的にロフトができあがります。
ロフトベッドの下はいろいろと活用できる
ロフトベッドのメリットは、ベッド下の空間をいろいろな用途に活用できることです。複数の収納家具を置いて大容量の収納場所を作ったり、ハンガーを吊るしてクローゼットにしたり、テレビを台ごと配置したりできます。ベッドの位置が高いハイタイプは、ベッド下を生活スペースにしてもよいでしょう。ソファーを置けばくつろげる場所になりますし、机とイスを置くことで作業場所として使えます。
生活感をなくしておしゃれな部屋に
物が散らかっていると生活感がでて、おしゃれなお部屋になりません。収納家具を置けない狭いお部屋の場合、どうしても物が散乱してしまいがちです。ロフトベッドならベッド下に物をたくさん収納できるので、すっきりと片付けられます。そしてベッド下をカーテンで隠してもよいでしょう。生活感を消しておしゃれなお部屋に仕上げられますよ。ベッドと寝具が目につかない高い位置にあることも、生活感をなくせるポイントです。
ロフトベッドをおすすめしない14のデメリット
①大きなサイズと圧迫感で部屋が狭くなる
ロフトベッドはとても大きな家具です。ロフトを作り出す構造により背が高いため、圧迫感があります。面積としては、普通のベッドより少し広いスペースを取るだけです。でも背が高いことで、普通のベッドを置いた場合に比べ、お部屋がすごく狭くなったように感じます。物をたくさん収納できても、お部屋は狭い印象になるわけです。もとから狭いお部屋ほど、そしてロフトベッドの背が高いほど、圧迫感が増していきます。
②体と天井が近くてリラックスできない
ロフトベッドは、ベッドが高い位置にあるので天井が近くなります。背の高いハイタイプは、ベッドと天井の間のスペースに余裕を確保しづらいです。天井スレスレだと押しつぶされるような感覚になって、落ち着いた気分で寝られません。かがんでの出入りや、体を起こした際に天井へ頭をぶつけるなど、実際にきゅうくつな寝床となってしまいます。ベッドに座った時、頭が天井に付かない余裕があれば、特に不便はないでしょう。
③ロフトベッドから落ちると危険
寝相が悪かったり、寝ぼけて行動したりすると、ベッドから落ちる可能性があります。普通のベッドから落ちるぐらいでは、負傷するほどのダメージを受けずにすむでしょう。でもロフトベッドは高い場所で寝ているため、落ちたらとても危険です。そのためサイドガード(ベッドの側面に立たせる落下防止の柵)を付けていますが、越えないように気をつけてください。なお、落下の不安を抱えていると、リラックスできなくなります。
④はしごや階段の上り下りが厄介になる
ロフトベッドは、はしごや階段を使わないとベッドに出入りできません。寝る時と起床後はもちろん、ベッドに入ったあとでトイレへ行く際や、物や布団が落ちて拾う時にも、はしごや階段を上り下りする必要があります。そのうちベッドへの出入りが厄介になってくるでしょう。疲れた時、酔った時、病気やケガをした時などは、ベッドまでたどり着けず、床で寝るハメになりがちです。
⑤気軽にロフトベッドの上でくつろげない
気軽にベッドを利用できないことも、ロフトベッドのデメリットになります。はしごや階段の上り下りが必要になるためです。これは「寝る時と起きている時で、生活の区別がはっきりする」というメリットにもなってくれます。ただ、ソファのように腰を掛けたり、部屋に入ってすぐ寝転んだりなど、くつろぐ使い方はあきらめてください。ソファを置けば、くつろげる場所を作れますよ。
⑥あまり寝心地のよさにこだわれない
ロフトベッドは、薄いマットレスまたは敷布団しか使えないので、あまり寝心地のよさにこだわれません。分厚いマットレスだと、サイドガード(ベッドの側面に立たせる落下防止の柵)よりも上に体や布団が位置してしまい、落下の恐れがあるからです。多くのロフトベッドは、使えるマットレスや敷布団の厚さを「10cm以内」としています。ですが対応の厚さは商品によって異なるため、商品情報を確認してくださいね。
⑦夏場はとても暑くなるので対策が必要
空気は、冷たいと下、暖かいと上にいく性質があります。ロフトベッドは、室温が上昇しやすいお部屋の上部で寝ることになるため、冬は暖かく過ごせるものの、夏は暑いです。ただでさえ暑苦しい夏に、より暑さが増す場所で寝るのはつらいですよね。エアコンを使っても暑い場合は、下から自分に向かって扇風機の風を送りましょう。風で涼むわけではなく、空気を循環させてベッドまわりの室温を下げる対策になります。
⑧ロフトベッドが揺れたりきしんだりする
よほどがっちりとしたロフトベッドでなければ、普通に使っていても揺れます。揺れる時はおもに、はしごや階段で上り下りする際や、寝返りを打った時です。慣れるまでは怖い思いをするかもしれません。それと揺れが大きくなったと感じたら、ネジなど接続パーツがゆるんでいないか確認をしてください。また、パイプ製は揺れに加えて、きしむ音も発生します。
⑨セミダブルまでの一人用でしか使えない
ロフトベッドは一人用になります。構造上、重さに耐えられる強度があまり高くないためです。なのでサイズのバリエーションは、大きめの1人用であるセミダブル以内まで。強度と広さの問題から、カップルや夫婦の2人が一緒に寝ることは難しいです。頭上のスペースを広く活用したいと思っても、ダブル以上のサイズは、限られたメーカーで高額を支払ってオーダーメイドするしかありません。
⑩部屋やベッド下が暗くならない配慮が必要
窓からの日差しや照明の光は、背が高く大きなロフトベッドによって、さえぎられてしまいます。お部屋が暗くならないように、なるべく光をさえぎらない場所へ配置しましょう。ベッド下は特に暗くなるので、光が入る向きに配置してくださいね。ベッド下を収納スペースにしている場合でも、ある程度の明るさがないと収納物の識別は困難です。机またはソファーを置いて生活空間にするなら、ライトの設置が必要になります。
⑪ほこりがたちやすくベッド下は汚れやすい
布団などの寝具を高い場所で使うロフトベッドは、お部屋のさまざまな場所に、ほこりが積もりやすくなります。寝具から出るほこりを、高い場所からまき散らすことが原因です。それと多くのロフトベッドの床板(マットレスや敷布団を載せる部分)は、通気性をよくするために、すのこ状またはメッシュ状になっています。ベッドで発生するゴミなどが、すのこやメッシュの隙間から落ちてくるので、ベッド下が生活空間の場合は気になるでしょう。
⑫寝具の交換などベッドのお手入れが大変
ロフトベッドは、ベッドのお手入れに手間がかかります。はしごや階段を使うことと、天井近くの狭い空間で作業をおこなうためです。落下の危険も念頭においてください。お手入れ内容は、カバーやシーツ、パッド類の交換や、ベッド上の掃除、敷布団やマットレスを下ろして干すなどです。なお、すのこやメッシュの床板であれば、ベッド下の空間が広いこともあわせて通気性がよいので、マットレスをこまめに干す必要はありません。
⑬ロフトベッドは組み立てが難しい
ロフトベッドを購入後、ほとんどの場合は自分で組み立てることになります。どの家具よりも大きいので、組み立てが大変。ベッドが高い位置にある構造も、組み立ての難しさをアップさせています。それにちゃんと組み立てないと、強度に問題がでて危険です。できれば2人以上での作業がよいでしょう。購入したメーカーで組み立てサービスをおこなっているなら、有料でも依頼することをおすすめします。
⑭地震が発生した際の対策を考えておく
ロフトベッドを利用するうえで、心配になる問題が地震です。建物が倒壊するほどの地震でなければ、ロフトベッドが転倒することはないでしょう。ですが多少の地震でも、ベッドが大きく揺れて怖い思いをするはずです。そして揺れている間に下へ降りようとすると、はしごや階段から落ちてしまいかねません。なので揺れがおさまるまで、ベッドの上で待機するしかないです。災害時の状況をイメージし、対策を考えておく必要があります。
ロフトベッドで後悔しないおすすめの選び方
ハイタイプ・ミドル・ロータイプの高さ種類
ロフトベッドは、背が高いハイタイプ、背が低いロータイプ、中間のミドルタイプがあります。何cmが何タイプ、といった厳密な決まりはないです。どの種類がよいのかは、ロフトベッドの用途で変わってきます。ベッド下を広く使いたいから、ハイタイプにするなどですね。先にロフトベッドの使い方をしっかり決めて選びましょう。用途が変わるかもしれない場合は、背の高さを切り替えられる種類がおすすめです。
ロータイプはデメリットを軽減できる
ロフトベッドのデメリットは、先に解説した通りたくさんあります。でもロータイプであれば、ベッド下の空間は狭くなるものの、多くのデメリットを軽減可能です。ロータイプはハイタイプに比べて、圧迫感がない、天井が遠い、落ちても危険性が低い、はしごや階段の移動距離が減る、室温が上がらない、お部屋の光をさえぎらない、お手入れが楽、地震がおきても逃げやすいなどの利点があります。ミドルは中途半端になりやすいです。
ロフトベッドの大きさと部屋の広さを確認
ロフトベッドをどこに配置するのか考えましょう。窓と照明、ドアやほかの家具、エアコンの位置などとの兼ね合いを考慮してくださいね。そして決めた場所に、問題なく配置できるのかが重要です。ロフトベッドの寸法をチェックし、置き場所の広さを実際に測って照らし合わせます。縦横だけでなく、高さの確認も忘れずに。それとロフトベッドの寝床サイズは、セミダブルまでです。下記リンクの記事で、寝床サイズの詳細を解説しています。
はしごか階段がベッドの上り下り手段
ロフトベッドのベッドに上り下りする手段は、はしごか階段のいずれかです。はしごと階段のそれぞれに、下記のようなメリットとデメリットがあります。設置場所のスペースと予算に問題がなければ、階段がおすすめです。階段にすることで、ロフトベッド全体のデメリットをいくつか軽減できますよ。
- はしごのメリット
- 価格が安い。省スペースですむ。
- はしごのデメリット
- 上り下りしづらい。踏み外す危険性がある。足の裏が痛くなる。はしごが転倒して、ベッドから降りれなくなる場合がある。
- 階段のメリット
- 上り下りしやすい。踏み外す危険性が少ない。階段自体が安定している。ロフトベッド全体が安定する。階段が収納棚になっているタイプもある。
- 階段のデメリット
- 価格が高くなる。階段分のスペースが加わって場所を取る。
ロフトベッドのおもな素材は木製かパイプ製
ロフトベッドの素材は一般的に、木製とスチール製パイプの2種類です。木製とパイプ製の違いで、メリットとデメリットや、インテリア性が変わります。総合的にみておすすめは木製になりますが、下記の内容を確認のうえで、自分にとってどちらがよいか判断してみてくださいね。
- パイプ製のメリット
- 価格が安い。組み立てやすい。すっきりとした印象で圧迫感が少ない。
- パイプ製のデメリット
- 揺れが大きい。きしむ音がする。室温にあわせてパイプの温度が変化する。
- パイプ製のインテリア性
- 無機質でシンプル。クール。モダン。インダストリアル。
- 木製のメリット
- 安定していて揺れづらい。きしむ音が少ない。木の温度が室温の変化に左右されない。
- 木製のデメリット
- 価格が高くなる。組み立てが大変。どっしりとした印象で存在感が大きい。
- 木製のインテリア性
- 温かみがある。かわいい。ナチュラル。カントリー。
宮棚や机と収納付きなど機能性タイプは便利
いろいろな機能を備えたロフトベッドは、便利で快適に使えます。スマホや飲み物など小物をベッド上に置いておくなら、棚付きがおすすめです。ベッドの枕もとにある棚は“宮棚(宮)”といいます。宮棚にコンセントが付いていれば、スマホの充電やライトの設置も可能ですよ。また、デスク(机)や収納の機能をベッド下におさめたタイプは、システムベッドと呼ばれています。各家具を別々にそろえる手間がなく割安です。
子供用は将来の成長を見すえて選ぶ
子供用のコンパクトなロフトベッドもあります。子供にちょうどよいサイズで場所も取らないからと、安易に選んではいけません。子供が成長してすぐにサイズが合わなくなるうえ、耐久性にも不安がでてきます。短い期間での処分を想定している場合は問題ないでしょう。でもなるべく長く使い続けるなら、大人用が無難。とはいっても、子供の時点でハイタイプ&はしごは危ないため、ミドルやロータイプの階段式がおすすめです。
敷布団よりもマットレスがおすすめ
対応している厚さを守れば、敷布団とマットレスのどちらかをロフトベッドに使えます。敷布団は通気性が悪く、クッション性もあまり期待できないため、マットレスがおすすめです。ベッドの床板(マットレスや敷布団を載せる部分)への負担も分散してくれるでしょう。カバーやシーツ、パッド類の寝具を組み合わせると、心地のよいベッドに仕上げられますよ。マットレスと寝具についての詳細は、下記リンクの記事を確認してくださいね。
ロフトベッドのおすすめメーカー・安い通販店①
【LOWYA】おしゃれなロフトベッドが豊富
【LOWYA(ロウヤ)】は、ロフトベッドを豊富に取りそろえているメーカーです。ラインナップは、木製とパイプ製、はしごと階段、ハイタイプとミドルタイプで、子供用やセミダブルも扱っていますよ。機能性はさまざまで、自分にぴったりの種類を見つけられるはずです。そしておしゃれなデザインが、おすすめのポイントになります。圧迫感はあっても、素敵なインテリアになってくれるでしょう。
ロフトベッドのおすすめメーカー・安い通販店②
【neruco】使い心地がよいロフトベッド
【neruco(ネルコ)】は、ベッド専門のメーカーです。使い心地のよいロフトベッドをたくさん扱っています。厚さの制限を守りつつマットレスにこだわれば、寝心地も満足のベッドになるでしょう。木製とパイプ製それぞれで、はしごと階段、ロータイプ・ミドルタイプ・ハイタイプの種類がそろっています。安いながらも、おしゃれで使用感がよくおすすめです。
ロフトベッドのおすすめメーカー・安い通販店③
【ニトリ】シンプルで安いロフトベッド
【ニトリ】は、言わずと知れた家具量販店です。たくさんの家具がそろっており、もちろんロフトベッドも通販しています。安い価格重視なら、ニトリがおすすめです。パイプ製で はしごタイプのシンプルな激安ロフトベッドがあります。でも使い心地のよさや耐久性には期待できないため、適しているのは短い期間で使う場合です。価格は上がりますが、子供用の木製システムベッドも扱っています。
ロフトベッドのおすすめメーカー・安い通販店④
【Amazon】と【楽天】のロフトベッド
【Amazon】と【楽天】では、多種多様なロフトベッドをたくさん見つけられます。セミダブルや子供用も豊富です。安い価格重視で探す場合、あまりに激安なロフトベッドは避けたほうがよいでしょう。粗悪品の可能性が高く、きしみや揺れが強かったり耐久性が弱かったりなど問題があって、後悔することになります。口コミレビューのチェックも大切ですが、真偽を判断しながら参考にしてくださいね。
ロフトベッドのおすすめメーカー・安い通販店⑤
【IKEA】北欧デザインのロフトベッド
【IKEA(イケア)】は、北欧デザインの安いロフトベッドを扱っています。シンプルですっきりとしたデザインなので、いろいろなお部屋のテイストにあわせやすくておすすめです。ただ、はしごのハイタイプしかなく、使い心地のよさを求める場合や、お部屋によっては、適さないことがあります。それに垂直立ちタイプの はしごは、上り下りしづらいうえに、踏み外す危険性が増すので気をつけてください。
まとめ
ロフトベッドは、ベッド下の広い空間を活用できる大きなメリットがあります。解説したデメリットが問題なければおすすめです。そしてロフトベッドのおすすめメーカーは、ニトリやIKEAだけではありません。ご紹介したメーカー・通販店なら、おしゃれで安いものを見つけられますよ。ハイタイプ・ミドルタイプ・ロータイプ、セミダブルなどのサイズ、はしごや階段、木製とパイプ製といった種類の中から、選び方を参考にしてベストなタイプを選んでくださいね。